3月24日、リッパーからファンド・アワーズ2010が発表されました。世界各地域で評価が高かったファンドを発表するというものです。日本でもたくさんの運用会社が表彰されています。(若干、たくさんすぎる傾向もありますが…)
バランス型ファンド(分類上はミックスアセット)だけでも3種類も評価されています。積極型、バランス型、安定型の3つです。そして、評価対象期間も3年、5年、10年と分かれています。つまり、バランス型ファンドで表彰を受けたファンドは全部で9本ということです。
ミックスアセットの分類で、さらに「バランス型」と分類されたファンドでは、3本のファンドが表彰されています。日興アセットマネジメントの運用するアセット・ナビゲーション・ファンド(株式60)、T&Dアセットマネジメントが運用する青のライフキャンバス・ファンド(標準型)、そして、みずほ投信投資顧問が運用する世界8資産ファンド(安定コース)です。
これらのファンドについて資産配分比率を比較すると、表1のようになります。
|
表1 受賞したファンド(ミックスアセット バランス型 日本円)
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファンドを並べてみて、すばらしい成果を生み出す投資配分比率(アセット・アロケーション)を調査するわけではありません。これらのファンドのアセット・アロケーションが似通ったものになっているのは、ファンドのリスクプロファイル(コンセプトといったほうがよいかもしれません)が似通ったものだからです。
投資家としてはファンドの目標としているものと、想定されるリスクを類推できればよいでしょう。
![]() |
アセット・ナビゲーション・ファンド(株式60)は、名前のとおり株式の比率が内外合わせて60%になっています。特に日本株式のウェイトが大きいのが特徴でしょう。つまり、日本株式の変動の影響を大きく受けます。 また、外国の資産に対する投資についてはその半分は為替ヘッジされる仕組みです。為替の影響を受けにくい反面、現在の、金利環境では為替ヘッジコストが投資効率を引き下げます。 日本債券に対する投資割合も大きく、日本に対する投資が全体の70%、さらに、25%の外国投資の半分は為替ヘッジされていることから、日本に重点を置いたバランス型ファンドであることがわかります。 |
この続きは、こちらでご覧いただくことができます


























