タイプの異なる不動産投資
現在の景気減速の引き金を引いたアメリカのサブプライム問題は、元をたどれば、不動産投資に関する問題です。そして、景気が減速して、日本でも地価の上昇が軒並みマイナスになる中、不動産投資は今がチャンスなのか?あるいは、リスクがあるので手を出さないほうがよいのか?議論が分かれているときであると思います。
そして、結論をいってしまえば、優良不動産についてはそれほど心配することはない、むしろ、積極的に投資を考えてもよいのではと思います。
さて、現在、投資家が行っている不動産投資、大別すると3つのタイプに分かれると思います。
一つは米国を中心とした海外の不動産投資信託(REIT)です。居住用不動産から商用不動産までたくさんの種類があり、かつ、格付けも多様なものが用意されています。
次いで、日本の不動産投資信託(REIT)です。ファンドの運営方法などで指摘を受けることも多く、また、不動産会社が開発する大手の新規開発物件に投資するのであれば、結果的に、その不動産会社と同じ水準のリスクを引き受けていることになりますからリスクも相応のものになると予想されます。
最後に、中古不動産です。こちらは、REITと異なり現物です。取引も、REITのように市場取引でその動向が明白にわかるというものではなく、すべてが相対取引です。しかし、専門家の言葉を借りれば、その価格は非常に安定しており、不動産のある地域、広さ、築年数でほぼその価格が予想できるそうです。
図1 タイプの異なる不動産投資
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